白斑被害はカネボウ以外にも!?美白化粧品でできた白斑は治る?

カネボウのロドデノールという成分の影響で、約19000人の方に美白化粧品問題を引き起こしたことはご存知だと思います。現在、多くの方が気にしているのは、カネボウ以外で白斑を生じる危険性のある化粧品メーカー名や商品名だと思います。このページでは白斑の危険性のある美白化粧品をまとめました。

安全な美白化粧品はどれ?

今回、カネボウ以外で9社15製品において、16人の白斑被害が厚労省に報告されています。これらは商品と白斑被害の因果関係が分かっていない為、会社名や商品名は原因を調査したうえで報告するとされています。
しかし、カネボウのロドデノール配合の美白化粧品で起こった被害数と比べるとかなり割合は低いと言えるのではないでしょうか。

厚生労働省発表の薬用美白化粧品自主回収のメーカー・商品名

今回ロドデノールという成分を配合した薬用美白化粧品が自主回収の対象となりました。
ロドデノールを配合し、自主回収概要を出した化粧品メーカーは、カネボウ・リサージ・エキップの3社です。

 

カネボウの自主回収対象商品名
カネボウブランシール スペリア
1ホワイトディープ クリアコンディショナーI (カネボウB ホワイトニングローション)※<170mL>と<280mL>の2種
2ホワイトディープ クリアコンディショナーII (カネボウB ホワイトニングローションm)※<170mL>と<280mL><25mL>の3種
3ホワイトディープ クリアコンディショナーIII (カネボウB ホワイトニングローションr)※<170mL>と<280mL>の2種
4ホワイトディープ ミルキィコンディショナーI(カネボウB ホワイトニングミルク)
5ホワイトディープ ミルキィコンディショナーII (カネボウB ホワイトニングミルクm)※<100mL>と<25mL>の2種
6ホワイトディープ ナイトコンディショナーI(ジェル)(カネボウB ホワイトニングクリームG)
7ホワイトディープ ナイトコンディショナーII(クリーム)(カネボウB ホワイトニングクリームC)
8ホワイトディープ ナイトコンディショナーI(カネボウB ホワイトニングクリーム)
9ホワイトディープ ナイトコンディショナーTI(カネボウB ホワイトニングクリームm)
10ホワイトディープ UVデイプロテクター(カネボウB ホワイトニングUVエッセンス)
11ホワイトディープ マスク(カネボウB ホワイトニングマスク)
12ホワイトディープ クリアコンディショナーI スペシャルセット※セット内のカネボウB ホワイトニングローション
13ホワイトディープ クリアコンディショナーII スペシャルセット※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
14ホワイトディープ クリアコンディショナーIII スペシャルセット※セット内のカネボウB ホワイトニングローションr
15ホワイトディープ クリアコンディショナーセットII セット1※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
16ホワイトディープ クリアコンディショナーII セット2※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
17ホワイトディープ クリアコンディショナーII セット1(170mL)※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
18ホワイトディープ クリアコンディショナーII セット3(280mL)※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
19ホワイトディープ クリアコンディショナーII セット4(280mL)※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
20ホワイトディープ クリアコンディショナーII セット5(280mL)※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
21ホワイトディープ クリアコンディショナーII セット6(280mL)※セット内のカネボウB ホワイトニングローションm
22ホワイトディープ ナイトコンディショナーII(クリーム)セット1※セット内のカネボウB ホワイトニングローションc
インプレス
1インプレス IC ホワイトエマルジョンI
2インプレス IC ホワイトエマルジョンII
3インプレスグランミュラ ローション(インプレス ローションb)
4インプレス IC ホワイトローションI(インプレス IC WTローションc)
5インプレス IC ホワイトローションII(インプレス IC WTローションe)
6インプレス IC ホワイトフィットマスク3D(インプレス IC WTマスク)
トワニー
1トワニー エスティチュードホワイト ローションI(レフィル含む2商品 )
2トワニー エスティチュードホワイト ローションII(レフィル含む2商品 )
3トワニー エスティチュードホワイト ローションIII(レフィル含む2商品 )
4トワニー エスティチュードホワイト UVプロテクトセラム
5トワニー エスティチュードホワイト クリアタイトマスク(トワニー エスティチュードホワイト マスク)
6トワニー センチュリー ザ・ローションI(カネボウ CNローションI)
7トワニー センチュリー ザ・ローションII(カネボウ CNローションII)
8トワニー センチュリー スキンケア トライアル キット
9トワニー エスティチュードホワイト αセラム限定セット12S(セット内のトワニー エスティチュードホワイト ヴェイルミストに問題有り)
アクアリーフ
1アクアリーフMCTホワイトニングエッセンス(カネボウ ホワイトニング エッセンスS)
suisai
1suisai ホワイトニングエッセンス

 

リサージの自主回収対象商品名
1リサージ ホワイト スキンメインテナイザー 《N》
2リサージ ホワイト スキンメインテナイザー 《OD》
3リサージ ホワイト スキンメインテナイザー 《D》
4リサージ ホワイト スキンメインテナイザー 《O》p
5リサージ ホワイト ホワイトニング リペアクリーム
6リサージ ボーテ サーキュリードa
エキップの自主回収対象商品名
1RMK スキンチューナー ブライトニング ライト
2RMK スキンチューナー ブライトニング モイスト
3RMK インテンシブ ブライトニング エッセンス
4SUQQU ホワイトニング ローション
5SUQQU ホワイトニング バリア エマルジョン
6SUQQU ホワイトニング リペア エッセンス

白斑被害の心配がない美白化粧品はどれ?

カネボウの白斑被害の原因はロドデノールというカネボウの独自開発した成分が原因となっています。
その他の化粧品に含まれる美白成分にも白斑の被害があるものもありますが、ここからは「白斑被害のない化粧品」を紹介します。

 

肌に透明感を出し、透き通った素肌にする美白化粧品

ディセンシア サエル

 

白斑被害はもうないの?カネボウやカネボウ以外の化粧品で起きる白斑の危険性

>公式HPはこちら<

 

白斑被害のあったカネボウ化粧品は「メラニン色素を生み出す酵素や細胞そのものを無くす」という概念で美白を行いました。
その結果、皮膚を守るのに必要なメラニン色素まで破壊してしまい、白斑を生み出してしまったのです。
その点サエルは「生み出されたメラニン色素を黒化・定着させない」という概念で美白を行います。
肌に備わっている機能そのものを壊す心配のないサエルは、肌の色を濃くする色素にのみ効果的に働きかけるので白斑の心配がなく、安全に高い美白効果を実感することが出来ます。

 

こちらのページでサエルについての詳しい情報を紹介しています
ディセンシアサエル

 

シミの部分を安全になくしていく美白化粧品

アンプルール

 

白斑被害はもうないの?カネボウやカネボウ以外の化粧品で起きる白斑の危険性

>公式HPはこちら<

 

美白成分として従来の美白成分の10倍〜100倍の美白効果があるといわれているハイドロキノンを使用した美白化粧品です。
ロドデノールとの最大の違いは、メラニン生成をする細胞や酵素の「分解・消滅」をする美白ではなく、あくまで「メラニン生成の抑制」を行うことです。

 

出来てしまったシミにたいしてこの化粧品が有効だというのはハイドロキノンにある酸化還元効果が大きな役割を担っています。
すでにあるシミは、生成されたメラニンが酸化し、「黒化した状態」になっています。ハイドロキノンの還元効果は「黒化したメラニンを黒化する前の状態に戻す」というシミをなくす効果があるのです。

 

ハイドロキノンは刺激の強い美白成分として有名ですが、アンプルールに含まれているハイドロキノンは従来のハイドロキノンとは違い「新安定型ハイドロキノン」という安全性を極限まで高めた成分となっています。
また、その新安定型ハイドロキノンをカプセルに包むことで、ハイドロキノンの作用するポイントや速度を高めた、「安全・早い・高い効果」の3拍子をそろえた美白化粧品となっています。

 

白斑の被害が起こることのないシミを消すピンポイントケアならアンプルールがおすすめです。

 

こちらのページでアンプルールについての詳しい情報を紹介しています。
アンプルール

 

白斑は治るのか?現在行われている治し方

 

白斑には先天的なものと後天的なものがあります。
私の息子は顔や肩に先天的な白斑症状がありますが、
多くの方は美白化粧品問題について、白斑は治るのか、治し方があるのか頭を悩ませていると思います。
現在のところ、白斑を完全に治す最も効果的な治療法というのはないように思えますが、
このページでは、現在行われている白斑の治療方法についてまとめました。

 

ステロイドによる治療

副腎皮質ステロイドを外用として用いるこの方法は、古くからおこなわれている治療法です。
しかしご存知の通り、どのような病気に対してもステロイドの副作用は心配され、
長期使用になればなるほど問題が生じやすくなります。

光線療法

白斑の部分に強い紫外線を照射する治療法です。
古くから白斑症状に対して行われてきた治療法で、近年の機器の進歩により
より安全に行われるようになりました。
しかし、日本皮膚科学会の報告によると、今回の美白化粧品による
白斑症状に対して治療効果があるかは明らかにされていません。

タクロリムス軟膏・ビタミンD3軟膏

今回の事例に対する治療効果のエビデンスは取れておりません。

 

やはりこれだという治療法は見当たらないようです。
ではどうすればよいのでしょうか?

まずは危険な美白化粧品の使用を中止する

白斑のような脱色素斑は回復するのかという質問を
日本皮膚科学会のページで見つけました。
そこには、問題のある美白化粧品の使用中止6か月を経過したのち、
50名のうち29名の方、約58%が軽快傾向、または治癒に向かっていることが
明らかにされたことが書いてありました。
まずは、危険な美白化粧品を使っていないか知ること、
そして心当たりのある場合はすぐに使用を中止し医師の診察を受けることが重要です。

 

老人性白斑と尋常性白斑の原因は解明されていません。

ロドデノールの問題があり、皮膚科を受診した際に老人性白斑と診断されたという人もいます。
この老人性白斑というのは高齢者の皮膚に見られる点状の白斑で、加齢によって誰にでも起こり得る現象です。
つまり老人性白斑は病気ではなく加齢によって現れる減少と言えます。
とはいえ、老人性白斑が気になってしまう女性は多いはず。このページでは老人性白斑の原因や治療方法についてまとめてみました。

 

なぜ老人性白斑はできる?症状が重くなることはある?

老人性白斑の原因は色素細胞の減少と、残っている色素細胞の機能が低下することによるメラニン色素の減少ですので、発生のメカニズムは確かに白斑被害の原因と似ている部分もありますね。
この老人性白斑も実は発生する原因がよくわかっていないもので、加齢の影響とは言え誰もがなるわけではなく個人差があるため原因は不明です。
現れる場所も実は顔だけではありません。全身に及び、手足だけでなく身体にも米粒大の白斑が多数出現するのが特徴です。
不思議なことに女性よりも男性のほうが発症確率が高いとされていて、数も数個レベルから数十個レベルまでとても個人差があります。
一度現れた白斑が大きく成長したり、隣の白斑同士で融合して面積を拡げるようなことはなく、現れたらそのままの形で持続します。
残念ながら老人性白斑は例え皮膚科であっても治療する有効な手段はありません。

 

尋常性白斑の原因はなに?治療方法はある?

老人性白斑によく似た病気で尋常性白斑というものもありますが、こちらも表皮から色素細胞が消失する原因は不明ながらも治療法があります。

 

こちらは後天的な皮膚の病気の認定がされていて、発症原因には 「免疫異常」「自立神経異常」「遺伝」の3つが原因として考えられています。
発症確率は1%〜2%ととても低く、症状の出方も老人性白斑とは異なります。性別・年齢問わず発症し「限局型」「汎発型」「神経文節型」の3種類のパターンがあります。
治療法として一般的なのは、プロトピック軟膏やステロイド剤等の塗り薬や、紫外線のレーザーを患部に照射して白斑の部分のメラニンを生成させる方法です。どちらの方法も以前から使用されている方法ですが、完全な治療法とは言い難い方法なので、今後の医学の発展に期待です

 

ロドデノールの白斑被害は皮膚科にかかる病気なの?

今回の事件をきっかけに、初めて皮膚科を訪れたという人もいるかと思いますが、まず問題の化粧品の使用を止めてしばらく様子を見ましょうと言われただけの人も少なくなかったようですね。
不安になって受診したのに、これが治療?と疑問に思った人もいるようですが、当該製品の使用中止と経過観察も立派な治療の一環ですので、不安でしょうがないとは思いますが、ひとまず様子をみてください。
実際に、ロドデノール含有化粧品を中止しただけで改善傾向が見られた人もたくさんいます。
出来るなら薬を使わずに自然治癒出来ればそれに越したことはありません。
それでもどうしても回復が思わしくない場合は外用薬などが使用される場合もあります。
主治医に指示に従って、根気よく元の肌を取り戻していきましょう。