オバジニューダーム|美白に効果的なオバジの美白効果とは
本家アメリカのオバジ ニューダームシリーズについてまとめました。
ハイドロキノンやトレチノインを採用した美白のスターターキットについて解説します。
日本と海外のオバジでは何が違うのか
オバジに含まれている注目すべき点はハイドロキノンが配合されている点です。ハイドロキノン化粧品は肌の美白にとても効果的な成分で、肌の漂白剤といわれるほどの効果を持っています。
日本のオバジと海外のオバジの違いは、このハイドロキノンの含有量が違うんです。日本のほうが含有量は少なく、海外のほうが含有量は多いです。
日本のオバジがハイドロキノンの含有量が少ない理由
日本で市販で販売していいとされるハイドロキノンの含有量は2%までと決められています。日本で以前販売されていたハイドロキノンに似た成分の化粧品で白斑ができてしまう症例が多数出てしまいました。それが理由で成分が似ているからと言ってハイドロキノンと共にその成分を含んだ化粧品を販売することを禁止してしまったのです。その後2001年の薬事法改正のときからハイドロキノンは含有量2%以下であれば市販で販売しても良いとされて、日本で市販で販売されているオバジではハイドロキノンの含有量を2%以下としています。*医薬品として医師から処方されれば含有量5%未満までなら手に入れることもできます。
ですが海外のオバジはハイドロキノンの含有量が5%未満なら市販での販売を許されています。ハイドロキノンの含有量が多くなることでその美白効果は飛躍的に高まります。美白の効果を期待する点では、海外のオバジを使ったほうが断然効果的だといえます。
オバジHQ ブライトニングナイトセラムの効果について。なぜロート製薬は夜用で指定しているの?
ロート製薬の夜用集中美白美容液「オバジHQブライトニングナイトセラム」は国産のハイドロキノンを配合した日本で唯一の化粧品です。ハイドロキノンは古くから海外で美白化粧品として用いられてきました。アメリカでは医師の処方する薬として、また、市販では医薬品として販売されていますが、日本では薬事法の関係から2001年からやっと化粧品に配合することを認められました。
ハイドロキノンの効果は夜に発揮される?
美白に大変効果のある「ハイドロキノン」は、現在日本で使われている美白化粧品の成分プラセンタやビタミンCよりも10〜100倍の美白効果があるといわれています。
ロート製薬のオバジでは、ハイドロキノンは夜用の集中美容液として発売しています。なぜ夜専用の美容液として指定しているかというと、
ハイドロキノンの特性上夜に使用することが望ましいからです。これはロート製薬のブライトニングセラムに限らずハイドロキノン化粧品は基本的に夜使用することになっています。
なぜならハイドロキノンを塗布した状態で紫外線を受けると肌にダメージを与えることがあるからです。またハイドロキノンは変性しやすく酸化すると効果も無くなってしまうからです。
ですからハイドロキノンは夜寝る前に使用するのが望ましいのです。
シミの原因であるメラノサイトから生成されるメラニン色素の生成を抑制して、シミが濃くなることを予防します。
メラニン色素を生成するメラノサイト(メラニン色素を生成する細胞)を減少させ、発生するメラニン色素の数自体をなくしていきます。
沈着してしまったメラニン色素(シミ)に直接働きかけ、シミを薄くしていきます。
唯一の国産ハイドロキノン配合美容液「オバジHQブライトニングナイトセラム」
10g9000円 含有成分 ・ジメチコン・PG・グリセリン・クロスポリマー(ジメチコン/ビニルジメチコン)・クロスポリマー(ラウリルジメチコン/ポリグリセリン-3)・水・ハイドロキノン・ジオウ根エキス・ミクロコッカス溶解液・トコフェロール・アスコルビン酸・レシチン・BG・香料
|
オバジHQブライトニングナイトセラム メラニン色素の生成を抑制 メラノサイトを減少させる 沈着してしまったメラニン色素に働きかける
|
ニューダームスターターセット
オバジ フォーミングジェル AM/PM オバジの洗顔料です。朝と晩に使用します。朝は余分 な皮脂や汚れ、晩はメイクや日中に着いた汚れや皮 脂を洗浄します。オバジのスターターセットを使う上で まずはじめに肌の洗浄を行い、次からにステップの効果 をしっかり引き出せるよう肌をリセットします。 *フォーミングジェルは普通から脂肌の方用の洗顔料 です乾燥肌・敏感肌の方は乾燥肌用のジェントルクレ ンザーを使用してください。 |
オバジ トナー AM/PM フォーミングジェルやジェントルクレンザーで十分に 洗浄していても落としきれない汚れを落とします。 コットンに含ませてまぶた以外の顔全体をふき取る ものです。毛穴の汚れを落としきるので広がった毛 穴を縮める効果があります。 また、肌の乱れているPH(水素イオン濃度)バランス を整えて次からのステップで使うクリーム等の浸透率 |
オバジ クリアー AM/PM オバジの1番注目注目すべき効果の「美白」を担当する ハイドロキノン4%入りの商品です。日本語では漂白と いう意味の商品がこれ!まぶた以外の顔全体に薄く均等 に伸ばして使用してください。その後2分間待ってから、 気になるシミやそばかすのあるところへ重ねて塗りま しょう。 重ね塗りをすることによって美白効果UPです。 |
オバジ エクスフォーダムフォルテ AM オバジに含まれているハイドロキノンという美白成分は とても刺激の強いものです。日本だけではなく、海外 でもでも含有量に規制がかかっているものなので、 エクスフォーダムフォルテでダメージを回復させます。
*乾燥肌・敏感肌の方にはエクスフォーダムという |
オバジ ブレンダー PM 肌のトーンを明るくし、シミ、そばかす等のメラニ ン色素の沈着による着色を薄くします。トレチノ イン酸クリームと混合して使うクリームとなってい て、ブレンダーで色素沈着を薄くしながらトレチノ イン酸の効果で肌のメラニン色素沈着している 部分を外に追い出してくれます。 *トレチノインクリームは別売りです。 |
オバジ ハイドレート AM/PM 脂肌・乾燥肌・敏感肌すべての肌質の方に 適している保湿保護クリームです。オバジを使って スキンケアをしている方の為の最終仕上げのクリー ムとなっています。 |
オバジ サンスクリーンローションSPF50 AM→日光に当たる15分以上前から オバジを使っていただく際に絶対に忘れてはいけない日焼け止めクリームです。ハイドロキノンを使って肌の美白をしているときは紫外線に対する免疫が普段以上に失われています。もし日焼け止めを塗らずに日光を浴びたりすれば、ひどく日焼けしたように赤くはれ上がってしまう危険性があります。オバジニューダームシリーズのハイドロキノン含有量は日本のハイドロキノン化粧品より多いです。ハイドロキノンの含有量が多ければ、それだけ紫外線からのダメージも大きくなることを覚えておいてください。 |
オバジニューダームスターターセットは、オバジの美白効果を高め、同時に降りかかるリスクを軽減できるように作られています。ニューダームシリーズを使う際にはスターターキットの流れどおりに使用するようにしてください。
万が一ハイドロキノン配合の美白クリームのみを使用するという場合は、日のあたる日中の使用はやめて夜にだけ使うようにしてください。
ロート製薬の国産オバジと海外オバジの美白化粧品の違い
オバジシリーズには、ロート製薬が販売する国産のオバジと、本家アメリカで製造・販売される海外のオバジがあります。美白化粧品も製造国によって大きな違いがあります。このページでは、製造元によるオバジの美白化粧品の違いについてまとめています。
ロート製薬のオバジの特徴
ロート製薬から販売されているオバジシリーズの化粧品は「日本人の肌に合わせた化粧品」となっています。
人の肌に存在するメラニン色素の量や免疫、刺激に対する耐性というのは人種や個人によって大きく変わります。
その為、ロート製薬から販売されているオバジには日本人の肌に効果的に美肌効果・美白効果を発揮する成分を選んで製造されているといえます。
オバジの化粧品で特に注目されているのは美白を効果的に行うハイドロキノンという成分です。
しかし、この成分は全ての化粧品に含まれているわけではありません。
美白を本当に求めている方に対して販売している「美白専用化粧品」にしか配合されていないのです。
また、ハイドロキノンは日本では取り扱いに注意するような刺激が強い成分となっており、市販の化粧品での配合濃度や医療機関で処方される配合濃度に規制があります。
市販の化粧品には2%の濃度までしか配合できないという点で、ロート製薬のオバジは刺激の少ない効果的な美白化粧品であるという特徴があります。
なので、皮膚科医のドクターが開発したといわれているオバジシリーズの化粧品は基本的には肌の健康を取り戻す為の化粧品となっているのです。
※そのほかには海外オバジに多く含まれているレチノール(ビタミンA)の含有量が少ないことが特徴として挙げられます。
レチノールに関しては下の海外オバジの特徴紹介のところで紹介していきます。
海外オバジの特徴
海外で生産されているオバジの基本的な考えは日本のオバジと同様に「肌をよりよい状態にする」というものです。
しかし、日本人と外国人の方では肌の強さが違うので、どの化粧品の成分も少し強めに配合されていることが特徴です。
特に注目したいのはハイドロキノンとレチノールの配合量です。
アメリカで販売されている化粧品はハイドロキノン自体の量はそんなに違いはありませんが、販売されている国によってはハイドロキノンの含有量が10%以上のものもあったりします。
ハイドロキノンは使い方を間違えると肌に深刻なトラブルを負ってしまう可能性もある為、日本人がハイドロキノン化粧品を使うなら、まずは日本製の含有量の抑えられたものを使うことが重要なポイントです。
また、レチノールに関してですが、この成分は肌の代謝を高め、古い皮膚細胞を早く排出する作用があります。
その為、この成分が濃く入っている化粧品を使うと、肌の表面がぺりぺりとはがれて赤くはれてしまうことがあるのです。
海外オバジはハイドロキノンとレチノールを組み合わせて早い段階でのシミやそばかす、くすみを解消する効果があります。
ですが、刺激が強すぎて肌トラブルを招いた事例も数え切れないほどあります。
使うなら日本製のオバジ!
短期間で美白が行えるってとても魅力的ですよね。
でも肌にとってそれが最善の美白の方法ではありません。
極端な例でオバジでの美白をするお話をすると
・シミの付いた皮を一気にはがしてシミを無くすのが海外オバジ
・優しくシミの部分を徐々に薄くしてシミをなくすのが国産オバジ
といったところでしょうか。
日本人の肌はとてもデリケートです。
目先の効果を狙っても、あとから後悔することの方が可能性として大きく残ってしまいます。
後から取り返しの付かないことにならないように、まずは十分な時間をかけて日本製のオバジで美白をすることをおすすめします。