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敏感肌・乾燥肌におすすめの美白化粧品の選び方

敏感肌・乾燥肌に悩む方は肌トラブルが起こりやすく、どんな化粧品を使用してもその効果を実感しにくい方が多いのではないでしょうか。
しかし、だからこそ余計に透明感のある白いお肌に憧れるものです。

敏感肌・乾燥肌だけど美白をしたい!と考えている方のために、「敏感肌・乾燥肌の美白化粧品を選ぶポイントや注意点」について調べてみました。
あなたのお肌の状態にあったケアが、美白の効果を引き上げることになります。
是非参考にしてみてください。

敏感肌・乾燥肌の美白化粧品を選ぶ3つのポイント


敏感肌とは、バリア機能(お肌を外的刺激から守る肌機能)が低下しお肌のターンオーバーが正常に行われず、肌荒れ・乾燥・かぶれ・にきびなどのトラブルを引き起こしやすい状態であることをいいます。

これらのトラブルを引き起こさないために「美白化粧品選び」にも以下の3つのポイントが重要になります。

@水分補給・保湿(水分を逃がさない)効果が高いこと

トラブルが起きているお肌は、角質層の水分が減少し乾燥している状態のためバリア機能が低下しています。そのため、無くなってしまった水分の補給がスムーズに行われ、保湿効果の高い化粧品を選ぶことが大切です。お肌にしっかりと潤いを与え、補給した水分を逃がさない化粧品を選ぶようにしましょう。

Aお肌に負担が少ない(低刺激)

化粧品に配合される特定の化粧成分がお肌の刺激になることがあります。できるだけ香料・着色料・パラベン・鉱物油が配合されていないもので、お肌への負担が少ない低刺激の化粧品がおすすめです。
また、最近ではオーガニック化粧品を使った美白化粧品も増えています。オーガニック化粧品といっても定義があいまいなので、刺激の少ない安心して使用できるオーガニック化粧品を選ぶと良いでしょう。

B不規則な生活・偏った食事を正す

お肌トラブルは化粧品ばかりに気をとられがちですが、不規則な生活・偏った食事・ストレスなどが肌トラブルを悪化させます。バランスの良い食事を摂り、規則正しい生活をすることはお肌のトラブルをケアためにも重要です。

敏感肌・乾燥肌の方におすすめの保湿・美白成分って?


*保湿・保水効果の高い成分
例)
セラミド:保水・保湿の効果があり、潤いを長時間お肌に保つ力がとても高い。
ヒアルロン酸:保湿効果があり水分の蒸散を防くことでお肌を守ります。
コラーゲン:表皮に潤いを与え乾燥を防ぎ、外的刺激からお肌を守ります。
プロテオグリカン:保水効果がとにかく高く、長時間潤いを保つ効果があります。

*美白成分・メラニンの生成を抑えシミを薄くする成分
例)
ビタミンC誘導体:メラニンの生成を抑制・メラニンの排出を促進します。
プラセンタ:代謝を高めメラニンを排出・色素沈着を防ぎます。
アルブチン:シミの原因となるメラニンの合成を抑制します。
トラネキサム酸:肝班の改善に効果があるとされており、メラニンの生成を抑制します。

敏感肌や乾燥肌の方のくすみや黒ずみは、バリア機能が低下し乾燥することによってお肌の正常な働きが失われていることが原因です。
乾燥やかぶれなどのトラブルが起きたまま美白成分を与えても効果は期待できません。

重要なことは、弱ったバリア機能を高めるために、保湿成分や美容成分でしっかりと潤いを与え、お肌のターンオーバーを正常にすることによって、炎症によって過剰に生成されたメラニンの働きを抑えることです。
お肌が潤い正常な働きを保てるようになればメラニンの過剰生成も収まりますし、くすみによる黒ずみは自然に改善します。その上で美白成分のメラニン色素の抑制や排出の効果もあがるのです。

<要注意:初めて使用する化粧品では、パッチテスト(かぶれとアレルギー試験)をすることをオススメします>

敏感肌・乾燥肌を改善するためのポイントと注意点

敏感肌・乾燥肌の方の中には、
・季節の変わり目などにお肌が敏感になる方
・花粉症などのアレルギー反応で敏感肌になる方
・特定の化粧成分で肌荒れを起こす方
・慢性的にお肌が敏感な方
とタイプはさまざまです。

敏感肌の原因は、ストレスなどの内的要因・慢性的な皮膚炎・先天的に保湿機能が低い(アトピー・アレルギー)など、人それぞれ症状を起こすきっかけが異なるためです。

上記に記載したように、症状を軽減・改善するためには、お肌を乾燥から守り、低下したバリア機能の働きを助けることで、お肌のターンオーバーを正常に保つことがとても大切です。

お肌の乾燥はバリア機能を低下させる要因となり、症状を悪化する原因となりますので、
毎日の保湿ケアを怠らないように気をつけましょう。